なのはな通信

写真の転用は硬くお断りしております。

  • 2020.11.14 11月の主となるテーマ 「大きさ」  ―発達領域ー考えることの発達

    11月の主となるテーマ 「 大きさ 」
    発達領域―考えることの発達

    大きさの概念は、学習面においてだけでなく、日常生活においても頻繫に使われる非常に基礎的な概念です。しかし大きさには、そのものについて考える次元の違いから生じる様々な概念が含まれています。例えば、ものの全体の大きさ、太さ、長さ、高さ、深さ、広さなどです。発達の初期段階にある子ども達は、これらの次元の違いを区別できません。太い・高い・広いものは何でも「大きい」と言い、狭い・短い・細いものは何でも「小さい」と言います。けれども子ども達は、やがて、ゆっくりとこれらの次元の違いを区別できるようになります。

     まず初めに「大きいー小さい」を、それから「太いー細い」「長いー短い」「高いー低い」「広いー狭い」を認識します。子ども達は具体的な保育素材を使いながら大きさの概念を体験することによって、あるものは、それよりも小さいものと比較したときには「大きい」けれども、また別のものと比較すると「小さい」というような相対性も認識できるようになります。 「重いー軽い」は大きさの概念ではありませんが、ここでは大きさの概念として扱います。


    今月は左記のねらいを掲げ、各クラス取り組みます。


    3歳児(みかん組)大きい・小さい

    ・身近なものを通して大きさの概念に触れ、比較することを楽しむ。

    ・3匹のくまの絵本を通して、それぞれにあった服や、家具を考える事で、大きさの概念を深める。


    4歳児(りんご組)高さ・長さ

    ・友達と背比べや髪の毛の長さ比べを楽しみながら高さ、長さの概念に触れる。

    ・身近なものの高さや長さをはかり、順番に並べたり、比較することを楽しむ。


    5歳児(めろん組)重さ

    ・旅行をテーマに重さの概念に触れ、様々な重さのものに触れる。

    ・天秤や計りを使って、重さを計り重さ比べを楽しむ。

    ・身近にあるものの重さを想像し、見た目と実際に持った時の違いを感じる。


  • 2020.10.07 10月の主となるテーマ 「からだ」  ―発達領域ー空間の理解

    9月の主となるテーマ 「 からだ 」
    発達領域―空間の理解

     保育園・幼稚園では空間理解は重要な発達領域のひとつです。子どもは自分の「からだ」を知るようになり、それを出発点として自分の置かれた環境の中で自分自身を理解し始めます。子どもは空間の中で行動することを学び、その中で空間概念の知識を得ます。この概念は学校や家庭での学習能力を身に付ける際に大変必要となります。子どもは遊びの中で、数の計算さらには絵を描く技能、読み書きする技能、創造的活動の技能を身に付け、この概念に出会います。空間理解を高める最良の方法は、子どもが楽しんで活動するということです。(ピラミーデ教育のプロジェクトブックより)


    3歳児:ぼくと私のからだ

    ・自分のからだの名称や、各部位の役割(五感)に興味を持つ。

    ・全身を使った遊びを楽しむ中で、自分の体の使い方を知っていく。

     4歳児:ボディ・イメージ

    ・遊びや活動を通して、からだの名称や各部位の役割を知り、自分と他人の違いに気づき疑問や興味関心を持つ。

    ・見る、聞く、味をみる、匂いをかぐ、感じるといった体の働きを知る。 

    5歳児:空間を学ぶ

    ・前後、左右、上下などの位置関係を理解し、自分を中心に立体的に広がる空間の理解をする。

    ・距離や方向に関する概念を実際に使って遊ぶ。

      

      空間認識の初めの第一歩は、いずれも子ども自身の「からだ」が中心になります。年齢(発達)に合わせ、色々な活動を十分に楽しむ中で空間の理解を深めていきたいと考えています。


      

  • 2020.09.02 9月の主となるテーマ 「数」  ―発達領域ー考えることの発達


    9月の主となるテーマ 「 数 」
    発達領域―考えることの発達

    「比較すること」「数える事」そして、「数」というものは子ども達にとって脈絡のある友好的なものでなければありません。しかし、実際に数えること、たとえば、物を数えることやいくつ数えたかを口に出して言うことに子どもたちが関心を持つようになったとき、「数えること」はその目的と役割をうまく果たすことになるでしょう。このプロジェクトは、「比較すること」と数えること」に注意を集中することに重点を置いています。この事がやがて計算方法を学習する時には重要な役割を果たすことになります。(ピラミーデプロジェクトブック 数より)

     園では知性の基盤となる数の育成を今月のテーマに掲げました。教え込むのではなく遊びや環境、実体験の中から学べたらと思っています。

     

    各クラスの目標

     3歳児(みかん組)「くまちゃんの誕生日」1から3までの理解

    ・数えることに興味関心を持ち、遊びや生活の中で数字に親しむ。

    ・お誕生日会ごっこを通して1から3までを唱えたり、集合(塊)に興味を持ちながら数に慣れていく。

    ・毎日の欠席人数を数えたり、時計に注目したりと生活の中で数字を唱える経験を積み重ねる。

     4歳児(りんご組)「僕と私の誕生日」1から5までの理解 

    ・遊びや生活の中で1から5までの数の順序、比較などの概念を身につける。

    ・当番活動などで数を数えながら配膳したり、日々の出席によって変わる数にも対応できるようになる。少ないの比較や、具体的な物を使って数えたりすることを楽しむ。

    5歳児(めろん組)「バーべキュウパーティ」1から10までの理解

    ・1から10の順序や概念を知り、正しい読み方や書き方ができるようになる。

    ・バーベキューパーティーをテーマに数える事、比較すること、分ける事を遊びの中から習得していく。

    ・1から10の数を数える簡単なことから、足し算引き算、頭の中で数を数える等、抽象的なところまで段階を踏みながら進めていく。



     


  • 2020.08.20 8月の主となるテーマ 「色と形」  ―発達領域ー考えることの発達

    8月の主となるテーマ 「 色と形 」
    発達領域―考えることの発達

    「色」

    ・色について知る事は「考えることの発達」の基本的な要素となります。子どもたちは色のあるものに強く惹きつけられます。色は私たちのまわりの世界を系統立てる際に利用する最も重要な特徴のひとつです。この活動では最初は原色から始め、次にそれらの色を組み合わせます。色調については、明るいから暗いそして暗いから明るいという順序立てを話し合います。



    「形」

    ・まだ形の概念をうまく区別できませんが、形を扱うことによって、とくに3次元の形である丸いもの(球や円柱)や四角いもの(立方体や直方体)を扱うことによって形について学びます。また二次元の形である(円、正方形、三角形、長方形)についても日々の生活から身につけていきます。



    「分類」

    ・様々な特徴に従って物を分けることは、とても重要な系統立ての活動です。保育園の生活の中でも、お片付けの時など「ここに○○色ブロックを片づける」等、日々行っています。少し大きくなると物の収集もはじまります。物がもつ特徴は多くの場合、知らず知らずのうちに物を区別する際の主眼点となっています。

    下記のような事を意識しながらテーマに取り組んでいきます。


     3歳児(みかん組)【3原色と○△□と分類】

    ・色の不思議さや美しさに気付く(三原色)。

    ・身近にある形に興味を示し、○△□等の様々な形を生活の中で意識し分類したりして楽しむ。

    4歳児(りんご組)【スーパーマーケット (三原色+緑、橙、紫、茶)】

    ・三原色や○△、□等、身の回りの色や形に気付き、組み合わせて遊びを楽しむ。

    ・スーパーマーケットごっこを楽しみ、様々なものを分類して遊ぶ。

    5歳児(めろん組)【トレジャーハンター(混色・立体の形)

    ・身の周りの形に気付いて特徴を捉え、立体的な形の面白さを感じる。

    ・三原色や混色を通してできる色に興味を持ち、色の美しさや不思議さ、色の持つ特徴に気付く。

    ・トレジャーハンターごっこを楽しみ、色形の分類を深めていく。




  • 2020.07.30 7月の主となるテーマ 「水」  ―発達領域ー知覚・感覚の発達

    7月の主となるテーマ 「 水 」
    発達領域―感覚の発達・考えることの発達

     今月はしっかりプールあそびや水あそびを楽しみながら、水の感触や、解放感を楽しみます。また泥あそび等で、「どろどろ、さらさら」の感触を体験したり、色水あそびで色の変化やシャボン玉での形の変化を楽しみながら感覚の発達へと繋げていきます。また、考えることの発達では、人や動物、植物が生きていく上で水はとても大切なものです。子ども達は生まれた時から水を飲む、お風呂に入る、シャワーをする、洗濯をする、お花に水をやる等、日常的に水と関わり色々な体験をしてきていますので、身の回りにある水(雨水や川や海の水等)について関心を持ち、調べたりしながら興味を深め、水の変化、水の力、水はどこから来るのか等を考えながら、水の大切さも学んでいきたいと思っています。

     

    左記のように、年齢別の目標を掲げています。

    みかん組(3歳児)

      ・砂や泥、水など色々な感触に触れ、物の性質を感じ考えて見る。

      ・保育者や友だちと一緒に水あそびを楽しみ水に親しむ。

    りんご組(4歳児)

      ・水の色、匂い、感触などを実感し、水の不思議さや変化するおもしろさを楽しむ。

     ・プール遊びを楽しみ、水の心地よさや解放感を味わう。

    めろん組(5歳児)

     ・プール遊びを楽しみ、水の心地よさや解放感を味わう。

      ・雨水や川の流れ等、家の外の様々な種類の水について興味を持ち調べたり話し合ったりする。

      ・水がどこから来てどこへいくのかを知り自然とのつながりや水の大切さに気付く。

前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 次へ