なのはな通信

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  • 2016.11.01 11月の主となるテーマ「色と形と分類」  発達領域ー考えることの発達

    【色】
    ・色について知る事は「考えることの発達」の基本的な要素となります。子どもたちは色のあるものに強く惹きつけられます。色は私たちのまわりの世界を系統立てる際に利用する最も重要な特徴のひとつです。この活動では最初は原色から始め、次にそれらの色を組み合わせます。色調については、明るいから暗い、そして暗いから明るいという順序立てを話し合います。

    【形】
    ・まだ形の概念をうまく区別できませんが、形を扱うことによって、とくに3次元の形である丸いもの(球や円柱)や四角いもの(立方体や直方体)を扱うことによって形について学びます。また二次元の形である(円、正方形、三角形、長方形)についても日々の生活から身につけていきます。

    【分類】
    ・様々な特徴に従って物を分けることは、とても重要な系統立ての活動です。保育園の生活の中でも、お片付けの時など「ここに○○色ブロックを片づける」等、日々行っています。少し大きくなると物の収集もはじまります。物がもつ特徴は多くの場合、知らず知らずのうちに物を区別する際の主眼点となっています。
    上記のような事を意識しながらテーマに取り組んでいきます。

    3歳児(みかん組)「スーパーマーケット」をテーマに取り組みます。
    ・色の不思議さや美しさに気付く(三原色)。
    ・身近にある形に興味を示し、様々な形を知る。
    ・様々な特徴に従って物を分けることを楽しむ。

    4歳児(りんご組)
    ・三原色と〇△□を基本に、身近な色や形に触れ作品作りをする。
    ・色を混ぜたり、〇△□を使って平面、立体の作品を製作し、出来る形や変化を楽しむ。

    5歳児(めろん組)
    ・自然物を使って季節を感じたり、色や形で分類してみる。
    ・三原色を混ぜてできる色に気付き、暖色系、寒色系など色の持つイメージに触れ、色彩感覚を養う。

  • 2016.10.01 10月の主となるテーマ「からだ」 発達領域ー空間の認識

     保育園・幼稚園では空間理解は重要な発達領域のひとつです。子どもは自分の「からだ」を知るようになり、それを出発点として自分の置かれた環境の中で自分自身を理解し始めます。子どもは空間の中で行動することを学び、その中で空間概念の知識を得ます。この概念は学校や家庭での学習能力を身に付ける際に大変必要となります。子どもは遊びの中で、数の計算さらには絵を描く技能、読み書きする技能、創造的活動の技能を身に付け、この概念に出会います。空間理解を高める最良の方法は、子どもが楽しんで活動するということです。(ピラミーゼ教育のプロジェクトブックより)


    3歳児:ぼくと私のからだ
    ・運動遊び等を通して自分のからだを知り、名称や各部位に興味を持つ。
    ・全身とからだの各部の識別をする。


    4歳児:ボディ・イメージ
    ・からだの名称や各部位の役割を知り、自分と友達との違いに気付き興味関心を持つ。また運動会等の取り組みの中で、列の一番前や一番後ろ、○○ちゃんの右隣りにいる自分など全体の中での自分の場所がわかる。


    5歳児:空間を学ぶ
    ・前後、上下などの位置関係を理解し、自分を中心に立体的に広がる空間の理解をする。また「○○ちゃんの右は○○ちゃん」などと話したり、考えたりすることを繰り返し行うことで自分から見た左右の関係と相手から見た左右の位置関係に気付き位置の概念を理解できるよう促す。


    空間認識の初めの第一歩は、いずれも子ども自身の「からだ」が中心になります。年齢(発達)に合わせ、色々な活動を十分に楽しむ中で空間の理解を深めていきたいと考えています。

  • 2016.09.01 9月の主となるテーマ 「数」   発達領域―考えることの発達

    幼少期における大人(保護者、保育者等)とのコミュニケーション環境が、その後の情緒的・社会的成長と基礎学力獲得にとって決定的に重要であることが分かってきています。(大阪市の就学前教育カリキュラムより)

    園では指導者等による積極的な言語コミュニケーションへの誘導や働きかけを大切にしながら、知性の基盤となる数の育成を今月のテーマに掲げました。教え込むのではなく遊び等を通じた実体験の中から学べたらと思っています。

    *3歳児は秋の自然物に触れながらの散歩や給食の配膳等のお当番活動の中から、数を唱えたり、数の順序や数の集合(3の塊まり、5の塊)を身に付けていきます。

    *4歳児はお店屋さんごっこを通じて、1~5の順序や数字を形で覚えたり、数えたり、分けたりしながら数の概念を身につけていきます。

    *5歳児もお店屋さんごっこを通じて、1~10の順序や多い少ないの比較や足す引くなど、生活の中で接する数の概念を理解できるようにしていきます。
     
  • 2016.08.01 8月の主となるテーマ -水「発達領域ー考えることの発達」

     水は人や動物、植物が生きていく上でとっても大切なものです。子ども達は生まれた時から、飲む、シャワーをする、お風呂に入る、洗濯をする、お花に水をやる等日常的に水と関わり色々な体験をしてきています。
    今月はプール遊びも楽しみながら、身の回りにある水(雨水や川や海の水等)について関心を持ち、調べたりしながら興味を深め、水の変化、水の力、水はどこからくるのか等を考えながら、水の大切さも学んでいきたいと思っています。

    みかん組―水と遊ぶ
    ・プールにおもちゃやボールなどいろいろな物を浮かべたり沈めたり等の活動を取り入れながら発見を楽しみます。

    りんご組―家の中の水、水の役割
    どんな場所に水があるのか、その水はどんな時に使うのか等を話し合いながら興味を深めていきます。

    めろん組―家の外の水
    ・雨はどうして降るのか、水道の水はどこから流れてきているのか等を調べたりしながら興味を深めていきます。
     
  • 2016.07.01 7月の主となるテーマ ―水「発達領域-知覚、感覚の発達」

    7月、8月は「水」がテーマです。

    テーマが同じでも7月は「知覚、感覚の発達」として捉え、おもいっきり水と戯れ水あそびを楽しみます。



    8月もプールあそびを楽しみますが、「考えることの発達」として捉え、日常的な身の回りの水について考えたり、雨はどうして降るの?川の水はどこへ流れて行くの?海の水はどこまで広がっているの?等々の水について調べたり考えたりします。



    今月はしっかりプールあそびを楽しみながら、水の感触や心地良さや解放感を味わい水遊びを楽しみます。また泥あそび等で、「どろどろ、さらさら」の感触を体験したり、色水あそびで色の変化やシャボン玉で形の変化を楽しみ、知覚・感覚の発達へと繋げていきます。

    プールあそび水あそびの約束やルールを守り、お友達と一緒に活動する楽しさも味わってほしいと思っています。