なのはな通信

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  • 2017.01.04 1月の主となるテーマ「冬」  発達領域‐時間の理解

     日本には四季があることを、子ども達に感じて生活をしてほしいと願っています。そして、その生活の中で時間の理解を深めていけるよう、取り組んでいます。

    春ってどんなのー ちゅーりっぷの花、つぼみ、桜の花、蝶々、木の芽吹き、暖かくなる等々
    夏ってどんなのー 暑い、かき氷、プール、汗をいっぱいかく、夕方になっても明るい、入道雲等々
    秋ってどんなのー 葉っぱが赤や黄色になる、どんぐり拾い、葉っぱが木から落ちる、だんだん寒くなる
    暗くなるのが早い等々           
    冬ってどんなのー 寒い、雪、氷、雪だるま、木が裸んぼ、お正月、夕方になると暗い、コートを着る等々

    上記のようなことを子ども達は生活の中で、いつも感じたり、体験しています。園では、概念について
    体験することを大切にし、認識としてより確実なものにしていきます。

    下記のねらいは、冬のテーマの中で各クラスが掲げている目標です。

    みかん組―・お正月あそびを保育者や友達と一緒に楽しむ。
         ・吐く息の白さや空気の冷たさを感じたり、霜柱に触れたりして遊ぶ。
         ・戸外に出て冬を見つけ、冬の天気について考える(寒さ、雪、風)
    りんご組―・冬ならではの遊びや生活を経験する。
         ・冬の天気、服装に着目して時間の経過を体験する。
    めろん組―・冬の天気や四季の移り変わりに着目して、ことばを知ったり情緒を感じる。
         ・夏と冬を比較して違いを話し合ったり、風の冷たさや木々の様子など冬ならではの感覚を知る。

    上記の活動を行う中で、時間の理解を五感で感じながら確かなものにしていきたいと考えています。
  • 2016.12.01 12月の主となるテーマ「クリスマス」  発達領域ー芸術的発達

     クリスマスといえば、サンタさん!そしてツリーに、たくさんの飾り、ケーキにチキン、そしてサンタさんからのプレゼントです。
     子ども達は園生活の中で、色々な体験をします。その体験を基にイメージし、豊かに表現します。大人になれば、固定概念が身に付き表現力が乏しくなります。園では子どもの表現を大切にしています。
    この時期は、楽しい!すごーい!きれーい!嬉しい!できた!そんな思いが持てるような体験を積み重ね、異文化のお祝い行事であるクリスマスを知り、「芸術的な感性の発達」に繋げていきたいと思っています。

    *3歳児の活動
    ・クリスマスの世界に触れ楽しむ。
    ・クリスマスの装飾を通して芸術的な発達を促す。

    *4歳児の活動
    ・クリスマスの由来を知り、異文化に触れて楽しむ。
    ・様々な素材を使って、クリスマス飾りを丁寧に製作し、色の美しさや形のおもしろさを感じる。

    *5歳児の活動
    ・クリスマスの意味や由来を自分達で調べ、友達と話し合いながらイメージを広げ、皆で祝い方の計画を立て楽しむ。
      

      
  • 2016.11.01 11月の主となるテーマ「色と形と分類」  発達領域ー考えることの発達

    【色】
    ・色について知る事は「考えることの発達」の基本的な要素となります。子どもたちは色のあるものに強く惹きつけられます。色は私たちのまわりの世界を系統立てる際に利用する最も重要な特徴のひとつです。この活動では最初は原色から始め、次にそれらの色を組み合わせます。色調については、明るいから暗い、そして暗いから明るいという順序立てを話し合います。

    【形】
    ・まだ形の概念をうまく区別できませんが、形を扱うことによって、とくに3次元の形である丸いもの(球や円柱)や四角いもの(立方体や直方体)を扱うことによって形について学びます。また二次元の形である(円、正方形、三角形、長方形)についても日々の生活から身につけていきます。

    【分類】
    ・様々な特徴に従って物を分けることは、とても重要な系統立ての活動です。保育園の生活の中でも、お片付けの時など「ここに○○色ブロックを片づける」等、日々行っています。少し大きくなると物の収集もはじまります。物がもつ特徴は多くの場合、知らず知らずのうちに物を区別する際の主眼点となっています。
    上記のような事を意識しながらテーマに取り組んでいきます。

    3歳児(みかん組)「スーパーマーケット」をテーマに取り組みます。
    ・色の不思議さや美しさに気付く(三原色)。
    ・身近にある形に興味を示し、様々な形を知る。
    ・様々な特徴に従って物を分けることを楽しむ。

    4歳児(りんご組)
    ・三原色と〇△□を基本に、身近な色や形に触れ作品作りをする。
    ・色を混ぜたり、〇△□を使って平面、立体の作品を製作し、出来る形や変化を楽しむ。

    5歳児(めろん組)
    ・自然物を使って季節を感じたり、色や形で分類してみる。
    ・三原色を混ぜてできる色に気付き、暖色系、寒色系など色の持つイメージに触れ、色彩感覚を養う。

  • 2016.10.01 10月の主となるテーマ「からだ」 発達領域ー空間の認識

     保育園・幼稚園では空間理解は重要な発達領域のひとつです。子どもは自分の「からだ」を知るようになり、それを出発点として自分の置かれた環境の中で自分自身を理解し始めます。子どもは空間の中で行動することを学び、その中で空間概念の知識を得ます。この概念は学校や家庭での学習能力を身に付ける際に大変必要となります。子どもは遊びの中で、数の計算さらには絵を描く技能、読み書きする技能、創造的活動の技能を身に付け、この概念に出会います。空間理解を高める最良の方法は、子どもが楽しんで活動するということです。(ピラミーゼ教育のプロジェクトブックより)


    3歳児:ぼくと私のからだ
    ・運動遊び等を通して自分のからだを知り、名称や各部位に興味を持つ。
    ・全身とからだの各部の識別をする。


    4歳児:ボディ・イメージ
    ・からだの名称や各部位の役割を知り、自分と友達との違いに気付き興味関心を持つ。また運動会等の取り組みの中で、列の一番前や一番後ろ、○○ちゃんの右隣りにいる自分など全体の中での自分の場所がわかる。


    5歳児:空間を学ぶ
    ・前後、上下などの位置関係を理解し、自分を中心に立体的に広がる空間の理解をする。また「○○ちゃんの右は○○ちゃん」などと話したり、考えたりすることを繰り返し行うことで自分から見た左右の関係と相手から見た左右の位置関係に気付き位置の概念を理解できるよう促す。


    空間認識の初めの第一歩は、いずれも子ども自身の「からだ」が中心になります。年齢(発達)に合わせ、色々な活動を十分に楽しむ中で空間の理解を深めていきたいと考えています。

  • 2016.09.01 9月の主となるテーマ 「数」   発達領域―考えることの発達

    幼少期における大人(保護者、保育者等)とのコミュニケーション環境が、その後の情緒的・社会的成長と基礎学力獲得にとって決定的に重要であることが分かってきています。(大阪市の就学前教育カリキュラムより)

    園では指導者等による積極的な言語コミュニケーションへの誘導や働きかけを大切にしながら、知性の基盤となる数の育成を今月のテーマに掲げました。教え込むのではなく遊び等を通じた実体験の中から学べたらと思っています。

    *3歳児は秋の自然物に触れながらの散歩や給食の配膳等のお当番活動の中から、数を唱えたり、数の順序や数の集合(3の塊まり、5の塊)を身に付けていきます。

    *4歳児はお店屋さんごっこを通じて、1~5の順序や数字を形で覚えたり、数えたり、分けたりしながら数の概念を身につけていきます。

    *5歳児もお店屋さんごっこを通じて、1~10の順序や多い少ないの比較や足す引くなど、生活の中で接する数の概念を理解できるようにしていきます。